甲子園の時期になると、青春時代を思い出して熱い漫画を読みたくなったりしませんか?
今回は『タッチ』(小学館)を始めとする名作を生み出してきた、
人気漫画家・あだち充先生のおすすめ3作品を紹介します。
『ラフ』
まず1作目は水泳をテーマにした青春漫画『ラフ』(小学館)。
最高傑作と呼ぶファンも多い名作です。
タイトルの『ラフ』には“下描きのようなもの”という意味が含まれています。
主人公の圭介と亜美を中心におりなす、甘くて切ない青春ストーリー。
読者からは「テンポのよさと掛け合いが最高!」や、
「あだち作品のヒロインの中で亜美ちゃんが一番可愛い!」と
絶賛の声が多数あがっています。
2006年には長澤まさみさん、速水もこみちさんのW主演で映画化も実現。
なんと長澤まさみさんは2005年に公開された『タッチ』の
ヒロイン浅倉南役に続く起用となり、注目を集めました。
『H2』
続いて『H2』(小学館)は、
『タッチ』好きにもたまらない恋愛野球漫画。
2人のヒーローと2人のヒロインが展開する正統派スポーツ&ラブストーリーです。
四角関係の結末にハラハラ、モヤモヤさせられる作品となっています。
ネット上では「比呂とひかりの関係が切なすぎる…」と、
恋愛模様に感情移入するファンも続出。
さらに「『H2』のコマ割りが好き」など作品性の高さに感心するコメントもみられました。
『虹色とうがらし』
またあだち充先生は、スポーツ漫画だけでなく
『虹色とうがらし』(小学館)というSF時代劇も描いています。
同作品は遠くて近い未来、地球と似た星で暮らす七人の異母兄弟にまつわる物語。
2021年には作品発表から30年の時を経て舞台化もされた、根強い人気作品です。
ファンからは「チャンバラシーンがなかなか見応えある」
「切なく、悲しい戦いは最後まで目が離せません!」などの反響があがっています。
最後に
あだち充先生の作品は、何度読み返しても面白い作品ばかり。
青春時代を思い出したいときなど、
是非“あだちワールド”にのめり込んでみてはいかがでしょうか。
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