子供の頃は読むこともなかったビジネス書、
社会人になると手に取る機会も増えるのではないでしょうか。
しかし、読み始めたのはいいものの最後まで読み切れなかった…
という経験はありませんか。
そんな人におすすめしたいのが「ビジネス小説」です。
ビジネス小説おすすめ3作品をご紹介
ビジネスの内容だけにとどまらず、
登場人物の苦悩や成長過程が描かれているビジネス小説。
ストーリーにのめり込み、感情移入しやすいと人気です。
そこで今回はストーリーを楽しみつつ、
知識としても学ぶことができるビジネス小説のおすすめ3作品をご紹介します。
『不毛地帯』
1つ目は、数々の名作を世に送り出した山崎豊子さんの『不毛地帯』(新潮社)。
ソ連の捕虜として終戦を迎えた主人公が、商社マンとなり出世していくストーリーです。
抑留されていた酷寒のシベリアと、第2の人生で油田開発のため訪れた中東イラン。
2つの「不毛地帯」で戦う1人の日本人を描いた大作です。
ネット上では「戦争体験がすさまじい…」
「仕事への情熱がすごい」というコメントが多くみられました。
『アキラとあきら』
2つ目は、対照的な宿命を背負った若者2人の物語『アキラとあきら』(徳間書店)。
生まれも育ちも違う2人のアキラがメガバンクに同期入社し、
情熱と信念を武器に過酷な試練に立ち向かいます。
著者は『半沢直樹』(講談社)シリーズでもおなじみの、池井戸潤さん。
2022年には竹内涼真さんと横浜流星さんのW主演で映画化もされています。
読者からは「2人のアキラが共に戦う友情に感動した」
「池井戸先生の相変わらずの胸熱な展開。地道に働く人へのやさしい眼差しを感じます!」と、
重厚なストーリーが好評のようです。
『ハゲタカ』
3つ目は、企業のM&Aを題材とした真山仁さんの作品『ハゲタカ』(講談社)。
バブル崩壊後の日本で不良債権処理や企業買収を軸に、
ファンド同士のスリリングなマネーゲームを描いています。
SNS上では「ハゲタカを見たおかげで実際の企業買収の背景がわかり面白い!」
「経済の難しい問題でも、スルスル読めました」といった感想が寄せられていました。
最後に
ビジネス小説は楽しみながら専門的な知識が身につく、まさに一石二鳥の本。
さらに主人公の働き方や生き方に刺激され、
自分自身の成長にも繋がるかもしれませんね。
この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
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